結論・まとめ
2024/1/7更新
大幅な改悪発表がありました。解約予定です・・・
・楽天市場利用時の2%付与が無しに
・プライオリティ・パスの利用回数が無制限から年間5回までに
楽天ヘビーユーザーの私が、プレミアムカードを申し込んでみたのでご紹介します。
楽天市場目的というよりは海外旅行をされる方におすすめのカードです。
最安でプライオリティパス(国際線ラウンジ使い放題)を作成することができます。
楽天市場利用での損益分岐点は¥403,334で、元を取るのはかなり難しいです。
楽天ゴールドカードとの比較
楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
入会金 | ¥0 | ¥0 |
年会費 | ¥2,200 | ¥11,000 |
国内線ラウンジ | ○ (年間2回まで、同伴者有料) | ○ (回数無制限、同伴者有料) |
国際線ラウンジ | ✕ | ○ (回数無制限、同伴者有料) |
海外旅行傷害保険 | ○ | ○ |
国内旅行傷害保険 | ✕ | ○ |
動産総合保険 | ✕ | ○ |
楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
基本 | 2% (月間上限5000ポイント) | 4% (月間上限15000ポイント) |
誕生日月 | 1% (月間上限2000ポイント) | 1% (月間上限10000ポイント) |
火曜木曜 | ー | 1% (月間上限10000ポイント) |
楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
基本 | ー | +2% |
誕生日月 | +1% | +1% |
火曜木曜 | ー | +1% |
損益分岐点 | ¥242,000 | ¥302,500 (¥403,334) |
楽天ゴールドカードは年会費を払う代わりに、
国内線ラウンジに入れることが最大のメリットです。
楽天市場での利用は誕生日月以外では通常の楽天カードと同じ付与率です。
対して楽天プレミアムカードは年会費はゴールドに比べ高額ですが、
楽天市場での特典、国内/国際線のラウンジを利用できるメリットがあります。
また、保険の面でも大幅に強化されます。
楽天市場での利用
誕生日月を利用した際の損益分岐点は¥302,500になります。
(年会費¥11,000 ÷ 0.04 × 1.1)
ただ、実際は誕生日月に全てまとめて購入というのは現実的ではありません。
5と0のつく日などのキャンペーンにも上限があるため、逆に損してしまいます。
誕生日月考慮なしで火曜、木曜に購入した場合の損益分岐点は、¥403,334です。
(年会費¥11,000 ÷ 0.03 × 1.1)
楽天市場目的で契約する方は、上記の金額を1年間で使えるかという観点で考えましょう。
庶民の私にはふるさと納税込みでも厳しいラインです。
2022/4/1から楽天市場お買い物時のポイント付与対象金額が、
税込み金額から税抜き金額へ変更の改悪となりさらに厳しくなりました。
ただ後述する家族カードで家族分も合わせればより効率的に使用できます。
最後に補足として火曜木曜に1%の特典を得るためには、
選べる3つのコースのうち、楽天市場コースを選択する必要があります。
旅行をよくされる方はトラベルコースもありですが、
ほとんどの方が楽天市場コースになると思います。
家族カード
家族カードが年会費¥550で作成可能です。
格安の年会費でSPU特典や国内ラウンジサービスを受けることが可能です。
残念ながら以下2点は家族カードでは特典を受けれません。
また、カード利用限度額も共有になります。
私は共働き世代でそれぞれがふるさと納税をしていますので、
家族カードを作ることも検討しましたが、支払口座名義が
寄付者名義と異なると贈与税の対象になる可能性もあるとのことでやめました。
グレーゾーンだと思いますが安全第一で・・・
プライオリティパス
世界中の空港ラウンジやサービスを受けれる会員サービスです。
楽天プレミアムカードでは最上級のプレステージ会員に無料で申し込めます。
その年会費はなんとUS$469です。(執筆時だと¥62,823相当)
同伴者はさすがに有料で都度税込み¥3,300が会員に請求されます。
ただ、最下級のスタンダード会員(年会費US$99)でも、
利用の度にUS$32支払う仕組みのため、十分お得だと感じます。
他のクレジットカードでも同様の特典はありますが、
最安値が楽天プレミアムカードになります。
次点が「JCBゴールド ザ・プレミア」で、¥16,500+招待制です。
年会費¥20,000超のカードだと同伴者1名無料のカードもあるので、
年に3~4回以上海外旅行する人は別のカードも候補に入ります。
利用可能な空港は公式サイトからお調べください。
日本国内だと成田、羽田、関西、中部、福岡で利用可能です。
楽天証券 投信積み立てカード決済の還元率UP(2023年6月~
一度下げた投信積み立ての還元率をなぜか再び上げました。
プレミアムカードならどの銘柄でも1%還元となります!
上限額は月5万円になります。
この制度自体が分かり辛いのですが、積み立てNISAでなくても購入可能です。
私は一般NISAの口座で投資信託の積み立てを行っています。
2024年からはNISA制度自体が変わって、投資上限額も増えますので、
投資信託メインの方には朗報かもしれません。
まとめ
【楽天市場特典】
税込み¥403,334使用する必要があり、得にするのはかなり厳しいです。
【海外旅行】
保険やプライオリティパスの面で年会費に見合ったメリットがあります。
特に乗り継ぎが必要な場合は、結構な待ち時間が発生する可能性が高いので、
その間ラウンジで過ごすことができるのは大きなメリットだと思います。
場所によっては食事が食べれたりするので、その分もお得です。