【写真バックアップ】Googleフォト、iCloudフォト卒業方法検討

まとめ・結論

GoogleフォトやiCloudフォトの代わりを検討しました。
ネットワーク経由で楽にバックアップできることが条件です。
(自宅にWi-FI環境ありが前提)

  • パソコンがあれば、パソコンが最も安い方法
  • 家庭用のNASがあればパソコンを起動させる手間がなくなる
  • 本格的NASがあれば専用アプリで自動的に同期できる

概要

多くのスマホユーザーの方が、GoogleフォトやiCloudフォトなどのクラウドサービスに、
写真のバックアップを保存されていると思います。
ただどちらも無料会員では容量制限が厳しく四苦八苦されているのではないでしょうか。

有料会員になれば手っ取り早いのですが、私のようなドケチには、
月額有料サービスに強い抵抗があります・・・

今回は月額無料が大前提で、初期費用を抑えながら、
手間なく写真のバックアップができる方法を検討してみました。

方法一覧

スマートフォンをパソコンに繋いで、コピーペーストで保存して・・・
といった方法は手間なので無しにします。
家庭内ネットワーク経由で半自動的にファイルが同期される仕組みを検討します。

【筆者環境】

  • Windowsパソコン保持
  • インターネット&家庭内無線LANあり
  • Androidスマートフォン

パソコン

・パソコンと家庭内LANがあれば初期費用なし
・見慣れた機器で環境が作れる

・パソコンが起動しているときしか使用できない
・専用アプリがなく、SMB用の汎用アプリを探す必要がある

パソコンに共有フォルダを作成し、SMBというプロトコルを用いて、
ネットワーク経由でスマートフォンから写真をバックアップできます。
Andorid、iPhoneどちらでも利用可能な手法です。

【パソコン側設定イメージ】

【スマートフォン側設定イメージ】

Androidであれば以下のアプリが良い感じで、
フォルダ同期機能で手間なくバックアップすることが出来ます。
iPhoneでは情報が少なく、見つけられませんでしたが何かしらはあると思います。

NAS(ハードディスク内臓)

・常時使用可能
・付随機能がある

・専用アプリがなく、SMB用の汎用アプリを探す必要がある
・初期費用が発生する(¥10,000~¥25,000程度)
・初めて使用する機器のため取っ付き難い

NASとは、Network Attached Storageの略で、
通称「ネットワーク対応HDD」と呼ばれるものです。
いちいち有線で繋がずとも、ネットワーク越しにファイルの管理ができます。
常時起動しておくことが前提の機器になるため、
パソコンと違ってタイミングを気にする必要がありません。

NASには分類として2種類あり、ハードディスク内蔵型と、
ハードディスクを別途購入する必要があるものがあります。
内蔵型のほうが安価で、比較的簡単に導入することができます。

主に「BUFFALO」「IODATE」が発売しています。
付随機能としてメディアサーバー機能などもあります。

ただどちらもスマホ用の自動バックアップができる専用アプリがありません。
上記のパソコンと同じ方法を設定する必要があります。
IODATAのほうは「fotoclip」というアプリが昔あったようですが、
公開終了となっています。レビュー見る限りかなり使い辛いアプリだったようです・・・

NAS(キット・ケース)

・常時使用可能
・付随機能が沢山ある
・バックアップ用の専用アプリがある

・初期費用が発生する(¥35,000~)
・初めて使用する機器のため非常に取っ付き難い

内蔵型よりもさらに高機能、高額になったものと思ってください。
本体+ハードディスクを購入する必要があり、最低でも¥35,000は必要になります。

設定については、メジャーな製品を買えば日本語の説明書が付属するみたいなので、
出来るとは思いますが内蔵型よりは難しいと思っておいていいです。
(そもそもハードディスクの選定や装着の作業がある時点で難しい)

台湾メーカーである「Synology」「QNAP」「ASUSTOR」の製品が有名です。
特筆すべきは、写真バックアップ用の専用アプリが存在することです。
中には人物や場所で自動フォルダ分けの機能があったりと、
専用アプリだからこその便利さがあります。

まとめ

初期費用常時手軽さ機能性専用アプリ
パソコン
NAS(ハードディスク内臓)
NAS(キット・ケース)

・とにかく安価で手軽に導入したい
・週に1回など定期的にバックアップがとれればいい
⇒パソコン

・リアルタイムでバックアップがとりたい
・初期費用は極力抑えたい
・付随機能の使用やパソコンのバックアップもとりたい
⇒NAS(ハードディスク内臓)

・初期費用が高くても高機能なシステムが欲しい
・専用アプリの自動フォルダ分け機能を使いたい
⇒NAS(キット・ケース)

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